1959-12-09 第33回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
特に、去る十一月二十五日、銚子港外において漁船第五幸辰丸が大波のため転覆し、乗組員三十五人のうち、死者一名、行方不明二十八名を出すというまことに痛ましい惨事を引き起こしたことは、いまだに記憶に新しいところであります。 これら海難事故の大半は、沿岸百海里以内の沖合いにおいて発生しており、またその大部分が小型船で占められているのであります。
特に、去る十一月二十五日、銚子港外において漁船第五幸辰丸が大波のため転覆し、乗組員三十五人のうち、死者一名、行方不明二十八名を出すというまことに痛ましい惨事を引き起こしたことは、いまだに記憶に新しいところであります。 これら海難事故の大半は、沿岸百海里以内の沖合いにおいて発生しており、またその大部分が小型船で占められているのであります。
その次に、銚子港外五港の被害金額が四千五百九十八万円であります。次に、漁具、漁網の損失が、定置網、あぐり網等の合計損害が六千五百万円であります。その次に、共同施設及び荷揚場の損失が三百万円であります。 その次に、被害に対する復旧対策を申上げます。漁船の被害に対しましては、代船建造又は復旧修理費等として、金融の方法を講ずる必要があると思います。